(1)計画の進め方(一例) 1事前調査(下見)または前年度の計画を参考に概要を決定(山小屋、交通手段の確保) 2計画書の作成
3事前準備・事前学習
4(可能ならば)直前下見〈1~2週間〉
5山行引率〈当日〉
6反省会
2(4)団体装備(引率者は、不要と思っても持って行かねばならない物がある) ○救急医薬品(テーピングテープ、ブドウ糖も加えたい)
○笛 ○通信機器 ★携帯電話は場所によって使えない
○ロープ ○スリング ○カラビナ ○ツェルト(女子のトイレ時にも利用できる) ○ストック(伸縮式が望ましい) ○ナイフ ○小型ペンチ、針金など
・コースタイムの見積もり
・分岐点や不明瞭な部分の確認
・危険箇所の点検と通過方法の工夫
・集合や大休憩場所の選定
・水場やトイレの適地
・展望や自然観察適地
・緊急避難地、エスケープルート(逃げ道) ・山小屋の使用について(特に学校登山では、使用上の注意点、部屋数、食事のとり方、
(1)出発準備 1人員確認・・・・・人数だけでなく、名簿で確認(事前にリストをつくっておく) 2健康状態の確認・・風邪、頭痛、腹痛等の体調、寝不足でないか、朝食を食べたか等 3装備の確認・・・・雨具等重大な忘れ物をした者はいないか 4行動確認・・・・・今日の予定を確認(概念図、比高断面図などを利用する) 5隊列の決定・・・・体力やその日の体調により、遅くなりそうな者を前に出す 6トイレの確認・・・出発前に済ませる
7準備体操(ストレッチ)
8靴ひも、パッキングの確認
2ペース
・先頭(ペースメーカー)のペースによって登山の善し悪しが決定する。 ・歩き始めはとにかくゆっくり。 ・行動予定時間に縛られず、体力的に一番弱い人を観察しながらその人のペースに合わ
7危険箇所の通過
・危険箇所は一人ずつ通過する。 ・ハシゴの下りでは「後ろ向き」で、手はステップを持ち、足も確実にステップに乗せる
2場所
・とにかく安全な場所(上方からの落石がない、人やザックが落ちない)で休む。 ・ザックは山側におろし、人も山を背に座る。 ・雪渓などでは、落石や雪崩の心配があるので、一人は上方を向いて座り監視している。
4栄養分の補給
・腹が減らないうちに補給する。 ・腹が減ってからでは、食べたものがエネルギーになるまでにバテてしまう。 ・エネルギー源になるものは、糖質の多い甘い物。 ・筋肉疲労に役立つ物は、塩分(梅干しなど)やカリウムの多い物(バナナなど)。
5水分の補給
・のどの渇きを覚えないうちに飲む。 ・昔は「汗になって疲れる」と言われたが、今は汗で失われた分は補給するのが常識。 ・体重1kgあたり、1時間行動すると、5cc(5ml)の水分が失われる。つまり、