2013年12月

次回【岳連山塾】は他の岳連行事との調整で、2014年3月1~2日に変更となりました。
年間行事(当初予定2月15日)で予定を入れておられる方は、ご注意ください。

場所内容については、まだ(2013年12月末時点)検討中です。
概要としては、湖北山域での宿泊を含めた雪山山行研修を計画しています。
詳細等については、後日(1月末ごろ)同HPにて案内させて頂きます。
では、よろしくお願いします。

2013/12/26 指導委員会より

議事録

テーマ
12月理事会
日時
2013/12/10
場所
県立男女共同参画センター
出席者
敬称略
伊藤、片岡、松下、藤堂、大越、竹村、古川、山本伸、栢、渡部、大前、小林、中西                     
資料
山での救急応急講習会開催要項、同参加申込書、冬山山岳救助訓練講習会実施要綱、同事前講習会、日山協ブロック別研修会実施要綱、同参加申込書、日山協登山月報、他

 
内容
 
1.報告
○ 事務局 
・県民体育大会1117日木之本小学校を会場として田上山 菅山寺の
コースで予定通り行われた。
一般参加約45名 
踏査競技 男子1位甲賀市、 2位草津市、 3位東近江市
   女子1位甲賀市、 2位東近江市
一般縦走参加約20
運営(競技集計)に時間を要し閉会が遅れた、次年度の改善を期待。
・近畿地区岳連総合会議1130日-121
滋賀岳連から殆どの役員が参加し各担当の会議で協議。
挙げられた要望事項は國松顧問を通じて日山協に伝えて行く。
 
○ 指導委員会
・近畿地区登山研修会 1117日 於神戸登山研修所
 60名弱の参加者 滋賀から3名。
 研修会での用語の統一、事故防止のバックアップ等。
・山塾127日 於人工壁
17名参加 4名は会員外。
リードクライミングの注意事項を研修。
次回山塾を2月から31-2日に変更したい。
 
○ 遭難対策委員会
1122日 東近江消防本部に救急講習会打ち合わせ。
12 9日 高島に冬山救助訓練打ち合わせ。
1126-27日 鈴鹿にて遭難があり、依頼により、捜索に参加。
122日 遭難救助年間の保険に付いて保険会社と協議。
 次年度41日より保険開始。
 
    やまっこ委員会 
1214日集会 翌日山行予定 
 
○ クライミング委員会
128日 利用者講習会
6名 体験2名 リニュアール以降利用者が増加。
7月以降利用者講習会36名 体験40名弱
     各山岳会はサポート派遣をよろしくお願いする。
 
○ 各山岳会報告
  八日市、 きぬがさ、 守山、 楓 
 
3.協議事項
1) 山での救急応急講習会
125日東近江消防本部(八日市) AM09:00-1200
申し込み 110日まで 郵便FAX メール
 
2) 冬山山岳救助訓練 
216日マキノ高原周辺
27日 事前講習会東近江市滋賀県消防学校
 
3) 山岳指導員研修会(講習会を変更)
126日比良山堂満岳周辺 受付0700から 
参加費 岳連会員1500円 会員外5000
その他を追加(この研修会は危険行動を伴う研修内容を含みます。)
調査票:冬山経験や必須装備の有無等をチェック
 
4) ブロック別研修会
215-16日  ホテル琵琶湖プラザ 
参加費1000円資料代1000+宿泊費(日帰りも可)
①競技運営研修 ②運営員の認定研修 ③審判員の認定研修
各会の20-30代の人は積極的に参加し、資格を得てほしい。
 
4.その他
1月理事会 121()
2月理事会 220()
 
○清掃登山を実施した会は写真を理事長まで提出願う 
(ごみは各自で処理願う)
                                        以上
 
 

山岳救急応急処置講習会の開催要項をご連絡します。
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冬山山岳救助訓練「講習会」(2月16日)および その事前講習会(2月7日)をご案内します。
 


平成25年度 冬山山岳救助訓練「講習会」実施要綱
 
1,目的 冬山(積雪期)に於ける。捜索・救助・搬送技術習得を計り、遭難救助・連絡通信等の訓練を実際に行い、遭難救助体制の整備、及び山岳遭難事故防止を徹底させる。
 
2,主催 滋賀県山岳遭難防止対策協議会
 
3,主管 滋賀県山岳連盟
 
4,協力 マキノ高原観光株式会社
 
5,期日 平成26年2月16日(日)午前8時~午後3時(予定) 雨天&雪天決行
    (集合 マキノ高原体育館/高島市 午前7時30分)
   
6,会場 マキノ高原周辺(高島市)
    「開講式」・・マキノ高原体育館 午前8時より
    「閉講式」・・マキノ高原体育館午後2時30分予定
     訓練現場・・マキノ高原 旧スキー場周辺
     *積雪不足時には「ブナの木平」及び周辺に変更
 
7,講師 主任講師 山本一夫(滋賀県山岳連盟/副会長)
          須藤邦裕(滋賀県山岳連盟/指導委員会)
          松下征文(滋賀県山岳連盟/副理事長)
大越久嘉(滋賀県山岳連盟/指導委員長)
 
8,対象者 滋賀県山岳遭難防止対策協議会・加盟団体
・高島市 ・高島警察署 ・滋賀県防災航空隊
・高島市消防本部 ・県下各消防本部(局)
・県山岳連盟/加盟各山岳会
・参加希望の関係団体
 
9,講習内容
 【模擬事故を設定し、事故&遭難に対しての救助活動を体系的に実践(訓練)】
  午前中は基礎訓練を行い、午後は総合訓練シュミレーション)を実施する。
「積雪期救助の基本的な山の知識」
「雪崩対策」
雪崩発生のメカニズムについて
・捜索(ビーコン、ゾンデ棒の操作)
・救助(雪崩埋没負傷者の救出)
「雪上搬送」
・雪上での支点の取り方と強度
・搬送技術(ストレッチャー等 消防装備)
・ヘリコプターによる救助活動(負傷者の吊り上げ訓練)
高島市消防本部と滋賀県防災航空隊による訓練 
    *天候等によっては訓練&講習内容に変更が有ります
 
10,装備 ・救助登山活動が出来る服装
    ・個人装備
 カラビナ(4~5枚)、長めのスリング(4~5本)、
ハーネス、ヘルメット、ザック(必ず大き目の物)、
防寒具、 弁当(昼食)、行動食、テルモス、その他
 
11,参加申し込み&お問合せ先
   滋賀県山岳遭難防止対策協議会/事務局
   〒529-1628 蒲生郡  日野町 西大路 2092-1
    竹村 喜一郎
     電話 & fax 0748-52-2926  
     携帯電話  090-2599-6799
     Eメール:takemurajl3hgl@tulip,sannet,ne,jp
 
12,参加申し込み締切
別紙の「参加申込書」に必要事項を記入の上、1月31日(金)までに当協議会事務局に郵送・fax・Eメールいずれかで御連絡願います。
*参加団体の代表者には、お名前の冒頭に◎印を願います。
*会場地の駐車場は有料にて無料駐車券を用意致しますので必要枚数を記入願います
(台数に制限が御座いますので出来るだけ乗り合わせでお願い致します)
*尚、申込書(データ)は個人情報保護法に従い管理し、講習会で万が一の時のみ使用致します。
 
13,その他
・事務局にて受付完了者には、参加団体の代表者に参加の案内資料を郵送致します。
・訓練「講習会」期間中の事故及び負傷については、応急処置は致しますが、その後の責任は負いません。参加者は必ず適正な傷害保険に加入願います。
・万が一、荒天等で中止する場合は、前日に参加団体の代表者に事務局より連絡致します。 *雨天&雪天決行です。
 


 
   冬山山岳救助訓練「講習会」事前講習会
 
1,期日 平成26年 2月 7日(金)午前9時30分~午後3時30分  
     集合 午前9時20分
   
2,会場 「滋賀県消防学校」
  *添付地図を参照願います
     東近江市 神郷町 314番地  ℡0748-42-1000
        
3,講師 主任講師  山本一夫(滋賀県山岳連盟/副会長)
             
4,対象者  冬山山岳救助訓練「講習会」参加者及び希望者
        
5,講習内容 
冬山山岳救助訓練「講習会」の座学及び実技基本講習
   「雪崩対策」
    ・雪崩発生のメカニズム
    ・雪崩ビーコン捜索
   「搬送技術」
    ・支点の取り方
    ・確保技術
 
6,装 備
 ・運動が出来る服装
 ・個人装備
カラビナ(4~5枚)、長めのスリング(4~5本)、
ハーネス、水筒、グローブ、昼食、その他
 
7,参加申し込み
  本訓練(講習会)の申込書に合わせてその旨記入願います。
 
8,その他
本訓練「講習会」に参加される方は事前講習会に参加される事が望ましいです 
  尚、「事前講習会」のみ参加も受付を致します。

記録
【岳連山塾】(第9回 リードでクライミング
  目的 リードでクライミングする為のノウハウを研修しました
主催 滋賀県山岳連盟       主管 指導委員会
日時 2013年12月7日(土曜日)9:30~16:30
  場所 大津市北小松 比良げんき村 人工登攀壁 大津市HP案内
  対象 ・フリークライミングでの実践的なロープワークを学びたい方
      ・クライミング初級者でリードでのクライミングを体験したい方
      ・フリークライミングを志向したい方
      ・この研修をお手伝い頂ける方
      ・等々
  研修内容
      ・ビレイシステムのいろいろ
         (肩がらみ、ビレイでバイス使用、マルチ)
      ・リードクライミングの実践(墜落、及びそのビレイの実践練習)
      ・プロテクションの設置
      ・等々
  山行時間  6.0時間
      参加    講師/スタッフ 5名  塾生 12名  計17名(うち会員外は4名)
        
【岳連山塾】は、実践で使える技術を修得することに重点を置いて毎回開催しています。
今回は、フリー/アルパインクライミングにおけるリードクライミングについて研修しました。
曇天の朝、比良の人工壁に集まった面々は、17名の若き(?)男女。
自己紹介の後、ハーネスの装着~ロープの結束とまず基礎から学びます。
その後確保について、理論に基づいた器具の操作方法などを受講して頂きました。
講師より、リードするクライマーはただ上手に登れるだけでなく、確実なクライミングシステムを構築し、ルートを登り切ってフォローワーを迎え入れる、総合的な技術が必要なんだという事が語られました。
そのあとトップロープでウォーミングアップして、今度はリードクライミング中の注意点等の説明です。
現実に起こりえる事例を紹介する、スタッフのデモンストレーションを交えた講義も行います。
(足入れや逆クリップの危険性、クリップロープをたぐり落ちした場合の墜落距離の長さなど)

また、この日の実技は可動壁でトップロープでクライミングの練習、リードクライミングでの登りとビレイの模擬体験、固定壁ではバックアップ無しでリードクライミングの実践と3カ所に分けて進行されました。
クライミング初級者の方の中には、ロープ操作に戸惑ったりする場面もあったようですが、クライミングする上では確実な技術の習得が必須なんだという事を、身をもって感じて頂けたと思います。

一つ間違えば、取り返しのつかない事態になるのがクライミングです。
スタッフも塾生達も、終日真剣な姿勢で研修に励みました。
12月に入って比良の里も寒くなりましたが、塾生の皆さんの熱い想いが伝わる【岳連山塾】9でした。

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【岳連山塾】9の開講

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フィギュアエイトノットもゆるみがない様、いつもきれいに結ぶ事が大切です。慣れは禁物!

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すべてのビレイシステムはロープと器具や体・岩・樹木との摩擦力をコントロールして行います。様々なデバイスの構造を説明して、操作法を実演しました。

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リードクライマーは、アンカーの設置やその後のクライミングシステムの構築が出来なければなりません。状況に応じた技術の応用能力が必要です。

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【岳連山塾】では参加者それぞれのレベルで、クライミングを楽しみながらシステムを学びます

閉講に際し指導委員会主管の研修会や次回の【岳連山塾】の予定など紹介して、無事この日の【岳連山塾】を終えることが出来ました。
皆さん、お疲れさまでした。

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