2012年10月

比良山遭難防止対策協議会(事務局は大津市危機・防災対策課)の呼びかけに応じて、
大津北警察署
大津市北消防署
滋賀県山岳連盟
ハイランドパーク株式会社びわ湖バレイ事業所
大津市(観光振興課、危機・防災対策課)
の5組織合同のパトロールを実施しました。
 
1 目的
登山ブーム、健康志向により、比良山系を訪れる登山者は増加傾向にある。(2012年はこれまでに10件) また、一方で中高年者の単独登山や初心者の安易な登山により、道迷いをはじめとする事故が多発し、中には死亡につながる重大事故につながっている。 比良山遭難防止対策協議会では、事故防止の観点から、大津市・高島市それぞれの管轄登山ルートの現状把握道迷い事故の防止を図ることを目的に、関係機関が協力して山岳パトロールを実施する。
 
2.実施日:平成241027日(土) 9:00~14:45
 
3.活動内容
(1)   登山道の状況把握
  ア 登山道中の危険把握
  イ レスキューポイントの維持管理
  ウ 道標の把握
2) 道迷い事故防止処置
ア カラーテープによる処置
イ 危険箇所への「立入禁止」標識の取り付け処置
ウ 軽微な処置(枝払い等)

 
4.コース
Aグループ: 参加20名(うち滋賀岳連より3名)
 打見山→汁谷→夫婦滝→音羽池→長池→(関電巡視路)→滝平→汁谷→打見山

 
Bグループ: 参加20名(うち滋賀岳連より3名)
 打見山→蓬莱山→小女郎ケ池→蓬莱山→金毘羅峠びわ湖バレイ山麓駅
 
以下の写真はAコースのものです。                   
 
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大津市消防署の皆さん
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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開始前の体操
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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オレンジ色の胴着を身に着けているのは大津市の職員の皆さんです。
 
ハイランドパークの方が道案内役ですが、
素人の視点で「迷いやすい場所」、「分かりにくい標識」を捜していただくために、大津市職員の皆さんに先頭を歩いていただきました。
 
 
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案内用テープ標識を取り付けます
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この先は悪路なのでロープでふさいで、谷沿いの道に誘導テープを取り付けました
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最後の登りは消防署員達の駆け足競争でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岳連としても、警察、消防、大津市に現地で手直しをお願いすることができて有益でした。
 例えば、レスキューポイント標識の取り付け位置が低いと冬の積雪で隠れてしまいますが、夫婦滝のレスキューポイント標識を60cmほど上に持ち上げてテープで固定していたいただきました。
 
参加者の皆様お疲れ様でした。
 
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2012年度 滋賀県山岳連盟 
  指導委員会 計画        
○ 組織 
   委員長  【総括】 O(岳連やまっこ)
   副委員長 【技術】 M(ダイキン山岳部)
       【人工壁】 Y(大津山岳会) S(K2)
委員        18名(各山岳会より選出)

○ 2012年度 指導委員会関連事業計画
 ◆ 委員会単独事業
  ◇ 指導員研修会
     ・夏期研修 7/1  5月理事会に要綱提出
     ・冬期研修 2/27  内容未定 11月理事会に要綱提出
  ◇ 研修的な山行企画概案
     ・日程(内容/日程等変更あり 随時発表)
         6/3 7/28 10/14 12/2 2/24 4/14(次年度)
      *個人の登山スキル向上を目指し、岳連会員および山岳会のレベル
       底上げと活性化を図る (主幹 指導委員会)               
       これを『岳連山塾』(塾長 伊藤副会長)と命名して、継続したもの   
       を適時に開催して行く

 ★ 各委員会合同事業 
  ☆ 少年少女登山教室
   8/18~19 
  ☆ 山岳救助訓練(遭対協から受けた事業として岳連が主管する)
    ・夏期訓練 7/15 坊村周辺(事前講習会あり)
    ・冬期訓練 2/3   未定(事前講習会あり)

  ☆ 合同委員会
    ・ 6/2 10/13

『岳連山塾』山行の案内
(第4回 岩稜歩行トレーニング)
目的 実際に岩稜を登り降りして、安定した歩行技術を習得する
   (登山靴のみの方・アイゼンピッケル装着の方 どちらも参加出来ます)
主催 滋賀県山岳連盟       主管 指導委員会
日時 2012年12月2日(日曜日)
場所 京都市大原 金比羅周辺
    集合 大原野村町 桂徳院付近観光駐車場(300円/日) 8:30集合
       http://yahoo.jp/rYWTdC
対象 ・岩稜登山初級者・アイゼン歩行の基礎を習得したい方及び再確認したい方
   ・久しく岩稜登山から遠ざかっていて岩登りしたい方
   ・初冬の金比羅の岩に触れて楽しみたい方
   ・この研修をお手伝い頂ける方・等々
山行内容(天候/山の状況で山行内容を変更する場合があります) 
   ・金比羅の岩場Y懸尾根周辺の岩場での登下降
   ・トップロープで岩稜帯の登下降・等々
      山行時間   5時間程度
装備 日帰り登山装備/ハーネス/カラビナ3枚/スリング(短長3本)/
   ヘルメット/登山靴/その他(ロープある方は持参下さい)
   アイゼン付けてトレーニングされる方はアイゼン・ピッケル・手袋をお持ち  
   下さい
    *基本的に個人でご準備下さい(問い合わせは下記まで)
参加 定員 10名程度(先着順)山岳保険加入が条件です
    (*参加可否判断は個別に事前聞き取りして確認/判断させて頂きます)
   リーダー 滋賀岳連指導委員会及びフォロースタッフ    
費用 滋賀岳連会員  500円 
   滋賀岳連会員外 3000円
申込 住所、氏名、年齢、性別、連絡先(電話)、所属山岳会、山岳保険加入有無
   上記内容を記載の上、下記受付に申し込んで下さい
受付 滋賀県山岳連盟 指導委員長 大越宛にメールかfaxで申し込み下さい
     大越久嘉 宛 bigover@mac.com  fax 0749-25-3916
    締め切り 2012年11月21日(木)まで
その他 前々日予報で雨天の場合は中止します(前日には連絡します)
    この山行に関して個別の傷害保険等には加入致しません。
    参加は自己負担、自己責任でお願い致します。     
それでは気軽に申し込み下さい。お待ちしております。
記;2012.10.25『岳連山塾』

2012年10月21日(日)
 
今年も滋賀岳連の有志達約48名が、大津市主催の第34回チャレンジ比良登山大会の支援にあたりました。
 
コースは昨年同様に、1コースと2コースとを岳連が現場を担当、3コース(山麓・湖岸ウォーキング)は大津市が担当しました。
 
参加者は、                        申し込み
1コース(和邇の栗原から権現山経由で蓬莱山):  426人
2コース(北小松の比良山岳センターから焼山
       へ登って後に人口壁でクライミング):  119人
でした。
 
晴天の中、皆様は充分にハイキングを安全に楽しんでいただきました。
最高齢84歳の参加者の方もおしゃべりを楽しまれながらゴールインされておりました。
 
<1コース 権現山チェックポイント の写真です>                              
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10:00頃
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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10:50ごろ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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参加者のゼッケン番号を確認して通過の有無をチェックします。
 
いなくなった人がでると大変です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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スイーパーが、途中のチェックポイントと立ち番のスタッフ達と合流しながら、しんがりを務めます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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打見山のゲレンデ横を歩くスタッフ達
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
15:15に最後の参加者がゴールして無事終了です。
ロープウェーで下山してスタッフ達の解散式が終了したのは16時。
天気が良かった割には、例年並みの時刻に終えることができました。

1.合同委員会議事録

テーマ
第二回合同委員会
日時
2012/10/13
場所
県立スポーツ会館
出席者
敬称略
森岡、松下、中西、大越、小林、伊藤、澤山、三浦、栢、須藤、大前、古川、三根、前田、前田、  片岡    
資料
山岳遭難搜索メンバー編成に付いて(案) 搜索メンバーの設置並びに搜索活動規定 登録者票

 

内容
1.     滋賀県山岳連盟として遭難救助の組織をどうするか
  (竹村氏作成の案による討議)
 
活動の範囲
原則として県内の山域
稜線を超えて他府県に及ぶことは有り得る
 
  資格
連盟加入の山岳会 会員
  
  ○活動内容
道案内
レスキューは公的機関に委ねる
 
2.     編成について(竹村案)
    メンバーについて
加盟団体の会員かつ緊急時に協力をお願いできる方
    範囲 そのまま
    依頼先機関
警察、消防、各地域遭対協、行政
       業務内容
遭難&事故エリアの道案内を主業務とする
  報酬等
依頼先機関に実費を請求する
  メンバーの補償
日山協登攀コースの保険又は同等以上の保険による補償
 
3.     登録者票
加入保険の種類を追加
 
4.     規定について
1条      捜索メンバー⇒捜索隊
2条    遭難対策委員会は捜索隊を組織する
3条       その他からの要請については滋岳連会長が判断する
5条   隊員資格年齢制限20歳以上70歳以下
7条    委員会委員長が受理 事務局⇒遭難対策委員会 事務局長⇒委員長
8条    委員長は依頼機関を通じて実費を請求する
9条    これに準ずる保険に入っていること(隊員資格)
10条  捜索隊は 3条の規定に基づき出動する
12条   道案内のみとする(救助活動云々は削除)
13条   委員長は安全が確保されねば出動を許可しない
 
5.     フリートーキング
読図の講習会について
山塾では希望を出してもらえば講習会を設けてもよい
これによらず、冬山の講習なども各山岳会と共同して行いたい
ネット利用について
不特定多数がアクセスして興味本位で動いて行くので慎重に利用すべき
(組織内だけで利用、岳連内に受け皿は必要)
三重岳連の遭難対策の運営について
鈴鹿サミット(11/3,4)にて説明をしてもらいたいと依頼している
 
以上

 
2.理事会 議事録

テーマ
10月理事会
日時
201210/13
場所
県立スポーツ会館
出席者
敬称略
竹村、森岡、山本一、松下、中西、大越、小林、伊藤、澤山、三浦、須藤、井上、栢、前田、大前、古川、三根、今井、片岡 
資料
チャレンジ比良分担表 自然保護委員会総会分担表 同実施要綱 他

 
 内容
1.     報告(事務局 各委員会 山岳会)
 
    チャレンジ実務者会議報告
参加人数はほぼ昨年どおり 志賀商工会の感謝祭はない
 
    人工壁更新打ち合わせ報告
ボード全部取替 見積はこれから作成 11月の山岳センター工事と合わせて年度内に工事完成予定
大津市民の利用率を上げるような方法を提案する必要がある(例:月1回ボードの開放日を設ける)
 
    指導委員会
山塾明日14日千石岩 12月2日山塾 1月27日指導員研修会
 
    遭難対策委員会
比良パトロール 10月7日東レ坊村―武奈
シルバー登山教室 915 16日 
 
 自然保護委員会
9月23日沖島下見
1027 28日近畿委員会総会
 
    競技委員会 
923日びわこカップ
 一般4名合わせて男子42名女子6名一般の1名が決勝まで残った
国体930-102日入賞なし
 
 各山岳会報告
八日市 守山 楓 ダイキン 東レ やまっこ 
 
専門委員会にやまっこ委員会を追加して各山岳会からやまっこを削除すること 
 
2.協議事項
1)自然保護委員会総会
県内出席者確認 
鈴鹿サミット県内出席者確認 追加は今井氏に連絡すること 寝袋持参
 
2) チャレンジ比良役割分担
  確認 入れ替え
現地本部は幼稚園
クライミング体験は山歩きなし参加者もあり
 
3) 合同会議(遭難救助の体制)
検討の項目は県内の公的機関からの要請に対する対応、文章を整理し次回の理事会で審議する。
他の長期の搜索や遠隔地での遭難対策については遭対委員会に数名の適任者を加えて別途検討する。
 
4) その他
  全日登山大会 県体1118日 
  
会員名簿 楓 守山 東レ ダイキン きぬがさ は提出済。
他の山岳会は早急に提出すること。
 
比良遭対協 10月27日びわこバレイ-坊村のパトロール実施 コース点検
 
以上

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